水切地区の紹介

〇地区の位置

九頭竜川左岸に広がる43.8haの水田が活動の対象となる地区の農地で、その北端は坂井市三国町に隣接しています。圃場の標高は約1.6mです。当地区は現在は福井市に属しますが、かつては坂井郡鶉村でした。

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〇周囲の景観

周囲の山々で一番目立つのが高須山(438m)です。この山の頂が霞んで見えなくなると、しばらくして雨が降り出します。頂上には南北朝時代の城跡があり、三国方面の展望が良好です。

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北には福井臨海工業地帯があり、発電用の大型風車が良く見えます。

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西側には丸岡方面の山並みが見え、天気が良ければその奥に白山も望むことができます。

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居住区域は雑木や竹が茂る里山に囲まれていて、圃場より高い所に位置しています(標高は約20m)。幹線道路からは離れた静かな環境で、深夜には里山に生息するフクロウの鳴き声が聞こえてくるほどです。

フクロウの鳴き声はこちら


圃場に面した里山の麓には清水が湧き、小さなため池があります。湧き水はかつては生活用水や農業用水に使われていました。

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〇水切古墳
地区は大きな河川と山が交わる地点にあり、海にも近くて古くから人が定住していたようです。地区内には古墳跡があり、市の史跡に指定されています。

古墳からはりっぱな副葬品が見つかっており、かなりの勢力が一帯に居住していたものと思われます。

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31520_074 古墳が紹介されているホームページはこちらこちら

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